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野口 春美プロフィール / Harumi NOGUCHI Profile

作品リスト/Works
しずかなれ、しずかなれ、精しずかなれ、深山の百千の精もしずかなれ
古くから伝わる信州遠山の霜月祭の魂鎮(たましづ)めの神事の呪詞です。 森羅に満ち、天空を揺るがし、跋扈するエネルギー。 かつて、それらは荒ぶる神とも鬼とも畏(おそ)れられました。 文明の名のもとに私達を取りまく環境はずいぶんと変わりました。けれど、遠い太古の「畏れ」の記憶のようなものが、ふとよびさまされることはないでしょうか。日盛りの森のしんと小暗い樹蔭の下や、青い沼のほとりに、あるいは森も山も海のごとく輝き波立つ日のその大気のうねりの中に、また雷鳴が轟き稲妻奔る天空のかなたに、私は、懐かしくも畏(かしこ)くおわしますそれらの 小さな眷族(けんぞく)の姿を、確かに見るのです。「鬼」や「神」というものを霊力の顕現とするならば山や谷、森や川にこれらのものが満ちていた頃の自然はなんと豊かな力にあふれていたことだろう。畏敬の心を持って、自然そのものの生命と魂を直接感じとっていた古代の人の感性の深さや健やかさ。 南北に長く自然に恵まれた日本という国は、山にも森にも川にも木にも神が住み、神々が人を守り、人は神の存在を信じ畏れてきました。荒ぶる神を鬼とも畏れ人々は祈りました。古事記や日本書紀にも様々な神が出てきます。野口春美の鬼のやきものは神なのです。人間のもっとも大切な魂を土でこれほどまでに表現するエネルギーは人の技ではなく、神に導かれたと思えてなりません。鬼と神、土の塊、人間としての魂。天空を鬼が疾駆し、闇を天狗が飛翔する。そんな太古の森の記憶を甦らせることでしょう。


▼作家紹介映像
https://vimeo.com/141218627

略歴/Biography

1948年 東京都に生まれる      
1973年 イラストの仕事に拘わる      
1994年 東松山に窯を持つ      
現在、埼玉県吉見町在住      
      
      
2012年 「工芸未来派」金沢21世紀美術館、石川県      
2011年 「Beauty in All Things:Japanese Art and Design」MAD美術館、ニューヨーク(アメリカ合衆国)
「An Exhibition of Sculpture by NOGUCHI Harumi, KAMIーThe Elemental Spirits            
of Nature-」Gallery Ippodo NY、ニューヨーク(アメリカ合衆国)      
2010年 「野口春美展」日本橋高島屋、東京       
2008年 「陶の鬼・野口春美展 森羅万象・荒ぶる神々」銀座一穂堂、東京      
2006年 「MONOGATARI」横浜高島屋、神奈川      
2003・2005年 「陶の鬼」銀座一穂堂サロン、東京      
2000年 「森羅に満てる力」埼玉伝統工芸会館、埼玉      
1999年 「鬼の季節」新高輪プリンスホテル内 ギャラリー一穂堂、東京      

コレクション

主な作品

野口春美「象」B11338
野口春美「トラの童子」B13701
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